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「クリムト 黄金の騎士をめぐる物語」鑑賞

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愛知県美術館で催されている「クリムト 黄金の騎士をめぐる物語」(2012/12/21~2013/02/11)に行ってきました。生誕150年らしい。

正直、作品は「接吻」↓くらいしか知らなくて、そのせいで金色と渦巻模様のイメージが強い芸術家。

割とアルフォンス・ミュシャと一緒に特集される場合が多いイメージ。

実際、クリムトだけでは作品数が少ないのか、クリムトを中心として同時代/同派閥の芸術家たちの作品という展示でした。

まず、それほど金色でもない。それほど渦巻でもない。

立体感と平面的な感じが融合していて、現代ではある種のゲーム画像的。アニメ『モノノ怪』のような色彩。

『赤子(揺りかご)』と『学部の絵』三部作、特に「医学」が気に入った。

『赤子(揺りかご)』

いい写真が見つけられなかったけどクリムト晩年の大作。

今回、日本初公開だったらしい。

極彩色の布に埋もれた赤子。

『学部の絵』より「医学」。

ウィーン大学大講堂の天井画として描かれた『学部の絵』。

実物は戦火により焼失して「医学」の習作と白黒の写真のみが現存しているらしく、当然、展示物もレプリカ。

色つきの実物が見てみたかったという残念さと、モノクロの写真でものすごいインパクトのある美しいあの絵が、実はモノクロではなかったという残念さと。

クリムト以外では、ヨーゼフ・ホフマンが好き。デザイン的なものも椅子やアクセサリーのデザインもあり、全体的にかっこいい。アール・デコの時代より少し前、装飾に凝っていく直前のシンプルさと微かな華美さが融合している。

愛知県美術館は展示があんまり上手じゃない気がした。

展示を見ようとすると自分の影ができて、展示品が見づらいとかもう!なんなの!

最後に、「ストックレー邸の食堂壁の装飾画」だけ写真が撮れたので。

ストックレー邸の食堂壁の装飾画

下書きのレプリカらしく、いっぱい書き込みがしてありました。

>実際のストックレー邸は、ホフマンが主催する建築・デザイン集団「ウィーン工房」によって制作された家具が備えられ、当時のウィーンのデザインスタイルを体現しています。(「クリムト 黄金の騎士をめぐる物語」公式HPより)

クリムトの絵を食堂壁画として、ウィーン工房の家具…、ストックレー邸一度見てみたい。

物販で黄金の騎士缶の紅茶を購入。クリムトカレーもあった。

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黒字に金色で黄金の騎士のシルエットが印刷されておりなかなかかっこいい。中身はルシピアの紅茶みたいです。

一般展示物でエルンスト・バルラハ「忘我」がなかなか四角い感じのおっさんで可愛らしかった。