理系妊婦・理系夫におすすめの本 3選
いくつか趣味はありますがそのうちの一つは読書です。
興味がある事柄についてはとりあえず調べてみる、というか関連書籍をあさる癖があります。
ヒトはなぜ難産なのか――お産からみる人類進化
ヒトはなぜ難産なのか――お産からみる人類進化 (岩波科学ライブラリー)
- 作者: 奈良貴史
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2012/09/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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陣痛は痛いという。校門からスイカ出すとか色々言われているけど、とにかく痛いという。 実際に、ヒトは他の霊長類やほ乳類と比較しても非常に難産であると言われています。
それはなぜなのかを文化的、形態学的、進化的な観点からまとめた書籍で、ページ数が100ページ程度と短いのも嬉しい。
わかったからといって、お産の痛みがなくなるわけではないのですが「こんな理由でい痛いんじゃないかな?」という本なので、痛いことに対して何となく納得できます。
赤ちゃんの科学
1冊目が産むことについての本ならば、二冊目は出産時の胎児、赤ちゃんについての本です。
筆者が小児科医である、という特徴から、妊娠後期〜出産直後の新生児についてがメイン。非常に限定的なタイミングの赤ちゃんを扱っているのですが、出産というその一瞬がいかに劇的な出来事であるのか、わかります。
欧米のお産に対する歴史的経緯や伝統、無痛分娩が流行る理由等、異文化お産という意味でも面白い一冊です。
赤ちゃん学を知っていますか?―ここまできた新常識
赤ちゃん学を知っていますか?―ここまできた新常識 (新潮文庫)
- 作者: 産経新聞「新赤ちゃん学」取材班
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/05/30
- メディア: 文庫
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赤ちゃんを取り巻く各種研究についてまとめた一冊。新聞の連載をまとめたもので、一部内容については賛否両論はあるだろうけど、広い範囲をカバーしているのが嬉しい。
時間がない場合、とりあえずの場合にはこれを一冊読めばいいのではないかと思います。
出版年が2006年ということで、すでに最新とは言えないけれど、初めて知ろうという人には十分じゃないかな。
文庫本サイズなのも、章が細いのも、通勤時間に読むことを考えると加点です。
詳しい感想、抜粋については下記サイトにも掲載していますので、興味がある方はどうぞ。